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【現役SEが解説】インフラエンジニア1年目の仕事内容や年収の現実、おすすめのスキルアップ方法

インフラエンジニア 1年目

「インフラエンジニア経験者の仕事内容が知りたい!」

「自分の年収が他の人に比べると高いのか低いのか気になる」

「インフラエンジニアとして目指すべきキャリアがわからない…」

このような悩みを解決します。

インフラエンジニアに就職・転職したはいいが、仕事内容や将来のキャリアに対する期待と不安がありますよね。

安心してください。私が10年間インフラエンジニアをやってきた経験を踏まえ、インフラエンジニア1年目の仕事内容やキャリアアップ方法などを解説しています。

最後まで読むことで、インフラエンジニア1年目の不安や悩みを解消できるはずです。

もし「今の会社にずっといたいとは思わないが転職は不安」「自分のキャリアはこのままでいいのか不安」って方は転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントの相談は無料で、相談したからといって必ず転職しなければならないわけではないため、利用するリスクはゼロです。

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インフラエンジニア1年目の入社後スケジュール

インフラエンジニア1年目は仕事を通じてITの知識を向上させていくことが求められます。

初年度は基本的な知識とスキルを固める重要な時期であり、実務を通して学ぶことで理解を深めることができます。

会社によって教育期間は異なるので不安があれば入社前に確認しましょう。

詳しくみていきましょう。

1ヶ月目:基礎研修を受ける

未経験入社の場合、1ヶ月目はITの基礎研修を行ってくれる会社が多いです。

基礎研修は、ITの基本的な知識を理解して業界特有の知識やスキルを構築するための出発点となります。

具体的には以下のような内容が含まれます。

入社後1ヶ月目のIT基礎研修は、新入社員が必要な知識とスキルを習得し、企業内の業務に効果的に適応するための重要なステップです。

2ヶ月目〜3ヶ月目:配属先でOJTを受ける

2ヶ月目から3ヶ月目にかけて、配属された部署での実務を通じたオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)を経験します。

実際の業務を通じて学ぶことで、理論的な知識と実務スキルのギャップを埋めることができます。

OJTを通じて、多くの新入社員は実践的な技術を身に付け、数ヶ月後には独立してプロジェクトを担当するまでに成長することが可能です。

2ヶ月目から3ヶ月目のOJT期間は、実務経験を積み、職場環境に適応し、必要なスキルを習得するための重要な時期です。

4ヶ月目〜:教育期間終了して独り立ち

4ヶ月目から教育期間を終え、独り立ちして業務を担うことになります。

最初の3ヶ月間で得た基礎知識とOJTによる実務経験が、自立して業務を遂行するための基盤を形成します。

この時期には、自主性と自信を持って業務に取り組み、成果を出せるようになっていることが多いです。

教育期間が終了し、独り立ちして業務を担うことになりますが、不明点があれば上司や先輩に相談しましょう。

インフラエンジニア1年目の仕事内容

インフラエンジニア仕事内容

1年目の仕事内容は配属される案件によって異なりますが基本的に下流工程からの開始になることが多いです。

インフラエンジニアの仕事は上流工程の要件定義・設計・構築、下流工程の運用・保守・監視に分かれています。

実際に私が1年目に経験した運用業務の仕事内容は以下の通りです。

詳しくみていきましょう。

10:00〜:仕事開始

朝の満員電車を回避して10:00〜仕事開始です。

私の会社ではフレックス制度を導入しているため、出社時間を比較的自由に自分で決めることができます。

テレワークも行っており週3在宅勤務、週2出社となっております。

仕事開始後は30分ほどメールとチャットの確認を行い、返信が必要なものがあれば対応します。

メールとチャットの確認終了後は上司から振られたタスクに取り掛かります。

具体的どんなタスクがあるのかをまとめました。

タスクには納期があるので振られた際は期限を確認してください。

13:30〜:ランチ

各自で自由にとっていいので昼の混雑を回避して13:30〜ランチです。

休憩は1時間なので出社時は、近場の飲食店にて外食、在宅勤務の時は家にあるもので済ませます。

テレワークだとベットでお昼寝も可能です!

14:30〜:仕事再開

1時間休憩して14:30〜仕事再開です。

引き続き、振られたタスクを納期に間に合うように対応していきます。

定期的にチームミーティングや作成した資料のレビュー会があったりするので参加します。

18:30 :仕事終わり

定時で仕事が終われそうな場合は、18:30で仕事終わりです。

今日行った仕事内容を報告メールにまとめて提出します。

上司はタスクの進捗状況が気になるのでどこまで進んだかと残タスクがどれくらいなのかも伝えると安心するはずです。

インフラエンジニア1年目の年収

IT未経験だったり前職でマネジメントスキルがなければ、20歳以上〜24歳以下の平均約376万円が1年目の年収になる可能性が高いです。

年齢平均年収
20歳以下24歳以下約376万円
25歳以下29歳以下約514万円
30歳以下34歳以下約647万円
35歳以下39歳以下約730万円
40歳以下44歳以下約738万円
45歳以下49歳以下約759万円
システムエンジニア(基盤システム)| 情報提供サイトjobtag

ただ年齢とともに平均年収が上がっていることがわかります。

dodaの調査結果によると全産業平均の年収が「414万円」なので、インフラエンジニアの平均年収は高いと言えます。

最初は年収が低いかもしれないですが、経験を重ねてスキルを向上していくと社内での昇進や転職により、高収入を得るチャンスが高いことがわかります。

インフラエンジニア1年目のスキルアップ方法

インフラエンジニアとしてスキルアップするためのおすすめの方法は以下となります。

詳しくみていきましょう。

スキルアップ方法①:技術書を読む

インフラエンジニアがスキルアップを目指す場合、技術書を読むことをおすすめします。

技術書を読むことで、体系的に学習を進めることが可能なため、技術に対する知識を深めることができます。

各領域ごとでおすすめの書籍を紹介しますので気になったものがあれば読んでみてください。

書籍名概要

図解即戦力 インフラエンジニアの知識と実務がこれ1冊でしっかりわかる教科書
インフラエンジニアの業界知識、業務内容、労働環境、必要な知識、心構え、キャリアパスなどを豊富な図解で詳しく解説されています。 

マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)
豊富な図版・イラストを用いたわかりやすい解説により、TCP/IPの基本をしっかりと学ぶことができます。プロトコル、インターネット、ネットワークについての理解を深める最初の一歩として活用ください。

イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本 第2版
さまざまな社内サーバー、公開サーバーの種類や役割、セキュリティ、運用、クラウド、仮想化、コンテナなど、これからサーバーにかかわる人が知っておきたい知識をこの一冊で丸ごと理解できます。

図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
クラウドやネットワークの基礎から解説し、AWSのサーバーサービス、ストレージサービス、ネットワークサービス、データベースサービスについて具体的なサービス名を挙げながら初心者向けにわかりやすく解説されています。

図解まるわかり セキュリティのしくみ
解説とイラストがセットで、セキュリティの知識を網羅的に学ぶことができます。

技術書を読むことは、インフラエンジニアとしての知識を得るための効果的な手段であり、体系的な学習が可能です。

スキルアップ方法②:資格を取得する

インフラエンジニアとしてのスキルアップには、資格取得もおすすめです。

資格を取得する過程において、特定の技術領域に関する深い学習が必要となりますので、専門知識を深め、実務での問題解決能力を高めることができます。

各領域ごとでおすすめの資格をまとめました。

学習範囲書籍名受験費用
IT全般の知識ITパスポート7,500円
ネットワークの知識CCNA42,900円
サーバーの知識LinuC16,500円
クラウドの知識AWS認定資格12,100円
セキュリティの知識情報セキュリティマネジメント試験7,500円

資格取得するにあたっての学習で専門知識を深め、実務でのスキル向上に直結します。

>>インフラエンジニアにおすすめの資格を知りたい方はコチラ

スキルアップ方法③:オンライン学習サイトを活用する

オンライン学習サイトの活用もおすすめです。

オンライン学習サイトは携帯からもアクセス可能で、柔軟に学習時間を確保できたり、最新の技術トレンドに対応したコースを提供し、業界の進化に合わせた学習が可能です。

おすすめのオンライン学習サイトをまとめました。

サイト名費用特徴
Udemyコースによる
※セール時に購入すること
210,000以上の講座があり、動画コンテンツを用いたオンライン学習
Ping-t無料
※プレミアムプランあり
登録ユーザ数30万人超のCCNA、AWS、LinuC、LPIC、ITパスポートなどのWeb問題集が充実

オンライン学習サイトは、容易なアクセス、最新トレンドへの追随、実践的な学習体験など、多くの利点があります。

インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニア キャリアパス

インフラエンジニアのキャリアパスをまとめました。

詳しくみていきましょう。

おすすめのキャリアパス

インフラエンジニアには、「技術スペシャリスト」、「マネージャー」、「ITコンサルタント」という3つの推奨されるキャリアパスが存在します。

キャリア役割
技術スペシャリスト深い専門知識を持つことが重要で、最先端の技術に精通し、高度な問題解決能力を持つことが求められます。
マネージャーチームやプロジェクトの管理に重点を置き、リーダーシップとコミュニケーションスキルが重要です。
ITコンサルタント広範な知識とビジネススキルを活用して、企業のIT戦略立案に貢献します。

インフラエンジニアとしてのキャリアパスには色々な選択肢があります。

あなたのエンジニアの技術的な興味、管理能力、ビジネス志向に応じて選んでいきましょう。

キャリアアップするためにやるべきこと

キャリアアップするためには、技術的専門知識の習得や継続的な学習、リーダーシップ能力の強化が必要となります。

向上させていくべき知識・スキル説明
技術的専門知識インフラ技術は常に進化しており、最新の技術トレンドやツールに精通している必要があります。
継続的な学習IT業界の急速な変化に対応するためには、定期的な学習とスキルアップが不可欠です。
リーダーシップスキルチームやプロジェクトを率いるためには、強いリーダーシップとコミュニケーションスキルが求められます。

大規模なシステム移行プロジェクトを対応したりチームリーダーとしてメンバーを管理し、チームの生産性を向上させたといった実績は転職時にも有利になります。

これらの要素は、現職での成長はもちろん、新たな会社への転職においても大きなアドバンテージを提供します。

今の会社で成長できないと感じたら転職もおすすめ

今の会社で成長できないと感じたら転職もおすすめです。

ただIT企業の中にはブラック企業も少なからず存在するため、転職する際は転職エージェントを利用しましょう。

転職エージェントには転職支援のノウハウが蓄積されているため、自力で求人を探し応募するよりも転職成功の可能性が高まります。

インフラエンジニアを目指したい人におすすめの転職エージェントは以下の3つです。

おすすめの転職エージェント3選
サービス名特徴
doda・業界最大級となる25万件以上の求人
・転職サイトサービスも利用できる
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ユニゾンキャリア・優良企業の求人のみを紹介
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詳しく見ていきましょう。

dodaエージェント

出典:doda公式サイト
dodaエージェント基本情報
運営会社パーソルキャリア株式会社
求人数約25万件
対応地域日本全国+海外
利用料金無料
オンライン面談可能
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dodaは、リクルートエージェントに次ぐ業界2位の求人数を保有する転職エージェントです。

dodaの大きな特徴として、転職エージェントと転職サイト両方の機能が合わさっています。

エージェントからの求人を待つだけはなく、自分自身でも求人を探せるのは嬉しいですね。

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dodaのサービス内容や評判について詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

ユニゾンキャリア

出典:ユニゾンキャリア公式サイト
ユニゾンキャリア基本情報
運営会社株式会社ユニゾン・テクノロジー
求人数非公開
対応地域一都三県(埼玉・千葉・神奈川)、大阪府
利用料金無料
オンライン面談可能
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ユニゾンキャリア は、IT・Web業界特化の転職エージェントです。

未経験からITエンジニアを目指す方の転職を、IT業界を知り尽くしたキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。

Googleの口コミが★4.9と、利用者の満足度が非常に高いサービスです。

ユニゾンキャリアを利用している方は完全無料でITスクールを利用できるため、転職と並行してITスキルの習得もできます。

ユニゾンキャリアの特徴
  • 優良企業の求人のみを紹介
  • IT業界の詳しい解説など求職者の方への手厚いサポート
  • 完全無料のITスクール

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ユニゾンキャリアのサービス内容や評判について詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

ギークリー(GEEKLY)

出典:ギークリー公式サイト
ギークリー(GEEKLY)基本情報
運営会社株式会社GEEKLY(ギークリー)
求人数公開求人数 :約26,000件
非公開求人数:約8,000件
対応地域一都三県(神奈川県、埼玉県、千葉県)
利用料金無料
オンライン面談可能
公式サイト公式サイトはこちら

ギークリーは、IT・WEB・ソーシャルゲーム業界に特化した転職エージェントです。

インフラエンジニアやWebエンジニア、社内SEなどIT業界の求人が豊富で、サイトには掲載していない非公開求人も8,000件以上保有しております。

また、IT転職に詳しいキャリアアドバイザーが100名以上在籍しているため、専門的な相談をすることも可能です。

ただ、紹介してもらえる求人は、一都三県(神奈川県、埼玉県、千葉県)が中心となります。

ギークリー(GEEKLY)の特徴
  • IT業界に詳しいキャリアアドバイザーが100名以上在籍
  • 平均年収UP額78万円
  • 働きながらの転職成功率87%

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まとめ:仕事を通じてスキルアップして年収を上げよう

この記事では、インフラエンジニア1年目のリアルを解説してきました。

最後にこの記事の内容をまとめます。

  • 1年目は社内研修やOJTを通じて業務内容を理解していく
  • 1年目は上司や先輩に振られた仕事を納期内におこなうことが求められる
  • IT未経験の場合、年収300万円代からのスタートもありえる
  • 書籍や資格勉強、オンライン学習サイトを活用してスキルアップしよう

もし、現状の会社で成長できない、年収が低いと言った不満があるなら、転職エージェントを利用して転職活動を行うことをおすすめします。

転職エージェントを利用することにより成長できない企業を避けることができ、年収アップも見込めます。

おすすめの転職エージェント3選
サービス名特徴公式サイト
doda・業界最大級となる25万件以上の求人
・転職サイトサービスも利用できる
・転職活動のサポートが豊富
https://doda.jp/consultant/
ユニゾンキャリア ・優良企業の求人のみを紹介
・IT業界の詳しい解説など求職者の方への手厚いサポート
・完全無料のITスクールが利用できる
https://unison-career.com/
ギークリー・IT業界に詳しいキャリアアドバイザーが100名以上在籍
・平均年収UP額78万円
・働きながらの転職成功率87%
https://www.geekly.co.jp/

インフラエンジニア1年目について3つのQ&A

  1. インフラエンジニアに向いている人はどんな人ですか?
  2. インフラエンジニアの辛いことは何ですか?
  3. インフラエンジニア未経験の場合、何から勉強したらいいですか?

Q1.インフラエンジニアに向いている人はどんな人ですか?

インフラエンジニアに向いている人は、技術的な好奇心が強く、常に学習意欲がある人です。

また、チームで協力して働くことが多いため、コミュニケーション能力も重要です。

私たちの生活にかかせないITインフラを維持する役目を担うため、責任感を持って業務に取り組める人が向いています。

Q2.インフラエンジニアの辛いことは何ですか?

インフラエンジニアの仕事で辛いと感じることは、緊急時の対応が必要となる場合があることです。

システム障害などが発生した際には、夜間や休日であっても迅速に対応する必要があります。

複雑なシステムの設計やトラブルシューティングを行う際には、高度な技術力と細心の注意が必要とされ、これらの要求に応えることがストレスに感じることもあります。

Q3.インフラエンジニア未経験の場合、何から勉強したらいいですか?

インフラエンジニア未経験者が勉強を始める際は、資格取得の勉強を通じて基本的なネットワーク技術やサーバー運用の知識から入ると良いです。

具体的には、TCP/IPなどのネットワークプロトコル、LinuxやWindows Serverの基本操作や管理に関する学習が基礎となります。

学習には、Udemyなどのオンライン学習サイトや書籍、公式ドキュメントが有用です。