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【ゴミ資格じゃない】ITパスポートは意味ない?いらない?真相を資格保有者の現役SEが解説!

itパスポート 意味ない いらない

「ITパスポートで勉強した内容は実務で役立つ?」

「実際にITパスポートを取得した人の話が聞きたい」

「ITパスポート以外で役に立つ資格が知りたい!」

このような悩みを解決する記事です。

ITパスポートを取得する意味を理解した上で勉強を始めないと頑張って勉強した意味がなかったとなりかねません。

とはいえ、ITパスポートをおすすめする意見も多く、取得する意味やメリットを知りたいですよね。

安心してください。
ITパスポートに合格したインフラエンジニア10年目の私がITパスポートを取得する意味やメリットを解説します。

最後まで読むことで、ITパスポートが「意味ない」「いらない」と言われる理由や取得するメリットを理解できるはずです。

ITパスポートを効率的に取得するためには、スタディング のITパスポート合格コースがおすすめです。

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ITパスポート「意味ない」「いらない」と言われる理由

ITパスポートが「意味ない」「いらない」と言われる理由をまとめました。

  • ITの基本的な知識しか学べないから
  • 難易度が低いから
  • 実務で使わない知識もあるから
  • 取得している人が多いから
  • IT経験者が取得してもスキルアップに直結しないから

詳しく見ていきましょう。

ITの基本的な知識しか学べないから

ITパスポートは、ITに関する基礎知識しか学べません。

なぜならITパスポートは、国家試験である情報処理技術者試験のうちの一つで、ITに関する基礎的な知識を理解できているかが問われる資格だからです。

例えば、以下のような問題が問われます。

ITパスポートの過去問は公式サイトで公開してくれているので、どんな問題が出題されるのか気になる方は確認してみてください。

ITやパソコンの仕組みが全くわからない方にとっては取得する意味があります。

ITパスポートは難易度が低いから

ITパスポートは、数多くあるIT資格の中でも難易度が低い地位に位置しています。

国家資格だけでも14個の資格が存在しますが、ITパスポートは一番難易度が低いです。

ITパスポート公式

またITパスポート試験は、情報処理推進機構の統計情報から平均約50%の合格率を誇り、受験者の半数が合格しています。

資格名合格率
ITパスポート平均50%
基本情報技術者平均30%
応用情報技術者平均20%
情報処理推進機構

難易度が低いため、IT未経験者でも取得しやすい資格と言えます。

ITパスポートの範囲には実務で使わない知識も含まれるから

ITパスポートは、実業務で使わない内容も多く含まれます。

なぜならITパスポートは、ITに関する知識を浅く広く学ぶ資格だからです。

大きく分けると以下の3分野にわけられます。テクノロジ系分野は実業務で利用する機会が知識が多いですが、ストラテジ系、マネジメント系は利用する機会が少ないです。

ネットワークやサーバーに特化した知識を身につけたければ、CCNAやLinuCの取得を検討しましょう。

ITパスポートを取得している人が多いから

ITパスポートは取得している人の数が多い国家資格です。

その理由ですが、ITパスポートの試験は過去に出題された問題と似た問題が多く出題される傾向にあり、過去問を繰り返し解くことで合格しやすいからです。

具体的に国家資格の合格率は以下のようになっており、ITパスポートに合格した方が多いことがわかります。

国家資格名合格率合格者/受験者数
ITパスポート約50%8,347人/16,346人
司法書士約5%695人/13,372人
社会保険労務士約6%2,720人/42,741人
弁理士約6%188人/3,065人
中小企業診断士約30%5,521人/18,621人

ITパスポートは他の国家資格に比べて合格しやすい資格です。

IT経験者が取得してもスキルアップに直結しないから

IT経験者の方が、ITパスポートを取得しても、スキルアップには直結しない場合があります。

なぜなら、ITパスポートはIT未経験者の方向けの資格のため、IT経験者が勉強しても既に知っている内容が多いからです。

経験者の方がよりITの知識を身につけたいのであれば基本情報技術者試験や現状、実務で対応している技術に特化した資格の取得をおすすめします。

資格名特徴
ITパスポート社会人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識を身につけたい人向けの試験
基本情報技術者ITエンジニアとなるために必要な基本的知識をもち、実践的な活用能力を身につけたい人向けの試験
応用情報技術者高度IT人材として専門性をより深めたい人向けの試験

IT経験者の方は他の資格の取得を検討しましょう。

ITパスポートを取得する「意味」「メリット」

ITパスポートを取得する「意味」「メリット」をまとめました。

  • 国家資格のため、永久に保有できる
  • 上位資格を目指しやすくなる
  • IT企業に限らず就職・転職する際のアピールポイントになる
  • 資格手当・報奨金が獲得できて年収アップにつながる
  • 社内(上司)の評価がアップする

詳しく見ていきましょう。

国家資格のため、永久に保有できる

ITパスポートは有効期限がなく永久保有できます。

その理由は、ITパスポートが国家資格だからです。

その一方でベンダー資格は有効期限が設けられており、上位資格を取得するなどして更新しないと失効してしまいます。

資格名有効期限
ITパスポート無し
CCNA有り(3年)
LinuC有り(5年)

ITパスポートは更新の必要がなく永久に保有できます。

上位資格を目指しやすくなる

ITパスポートを取得すると上位資格へ挑戦しやすくなります。

なぜなら、ITパスポートはITに関する全般的な基礎知識を学べる資格だからです。

たとえば上位資格の基本情報では、ITのより実践的な専門知識が問われたり、CCNAではネットワークに特化した知識が必要です。

資格名学べる知識
ITパスポートIT全般の基礎知識
CCNAネットワークの知識
LinuCLinuxの知識

ITパスポートで基礎知識を身につけることで上位資格を勉強する際も理解しやすくなります。

IT企業に限らず就職・転職する際のアピールポイントになる

ITパスポートを取得すれば、IT企業に限らず就職・転職時に有利に働く場合があります。

その理由ですが、多くの企業が社内のデジタル化を進めており、対応力を高めるために社員へITパスポートの取得を推奨しているからです。

ITパスポートの企業における活用事例をまとめました。

企業名活用事例
トヨタ自動車株式会社社員の専門性向上のために、資格取得を支援。ITパスポートや情報処理技術者試験の受験費用も、資格取得のための費用として、福利厚生制度の中で全従業員に対して支援。
大塚商会IT企業としてITに関する基礎知識は全職種に必要と判断し、IT企業に従事するためのまさに「パスポート」と位置づけ、全社的にITパスポート試験を推奨。
九州電力株式会社情報通信部門では、ITに関する基礎的な知識・技能の習得から高度な知識・技能の習得を目的に、ITパスポートを含む情報処理技術者試験の資格取得を社内で推奨している。
株式会社すかいらーく情報システム部の社員に対する教育研修の一環として、必要最低限のIT基礎知識を習得することを目的にiパスの取得を推奨している。
株式会社スクウェア・エニックス新入社員教育の一環として、ITリテラシと基本的なビジネス知識を付けてもらうため、内定者全員に学習用の参考書及び受験バウチャーチケットを支給し、入社前までにITパスポートの学習・受験を推奨している。
引用元:ITパスポート公式

IT業界に限らず多種多様な業界でITパスポートの取得を推奨しているため、保有しておくことでアピールできます。

資格手当・報奨金が獲得できて年収アップにつながる

ITパスポートを取得すると年収アップにつながります。

なぜなら多くの企業では、従業員が専門的な資格を取得することを奨励し、資格手当や報奨金を支給する制度を設けているからです。

具体的な金額は企業によって異なるため、就職・転職時には資格手当も気にしてみてください。以下のような企業はITパスポートを取得することで資格手当や報奨金をもらえます。

ITパスポートは取得が比較的簡単なのでサクッと取得して資格手当・報奨金を獲得しちゃいましょう。

社内(上司)の評価がアップする

ITパスポートを取得することで社内(上司)の評価がアップすることがあります。

なぜなら、資格取得は自己啓発の意欲が高いことを示すため評価面談においてプラスの評価を受けることがあります。

総務省統計局が発表した令和3年社会生活基本調査(生活時間及び生活行動に関する結果)によると、社会人の「学習・自己啓発・訓練」時間は週全体で平均7分だったそうです。

社会人は勉強する人がほとんどいないため、資格取得することで成長意欲をアピールすることができます。

ITパスポートのおすすめ勉強方法

ITパスポートのおすすめ勉強方法をまとめました。

  • 書籍で概要の理解
  • 過去問を繰り返し解く
  • オンライン資格講座の利用

詳しく見ていきましょう。

書籍で概要の理解

ITパスポートのおすすめ勉強方法1つ目は、書籍で概要の理解です。

その理由ですが、書籍はITパスポート試験の範囲を体系的に整理し、試験内容を広範囲にわたって網羅しているため、試験の全体像を把握しやすくなります。

もし書籍を購入するのであれば5年連続売り上げ第1位の【令和6年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集をおすすめします。

書籍ではITパスポートの概要を体系的に理解できます。

過去問を繰り返し解く

ITパスポートのおすすめ勉強方法2つ目は、過去問を繰り返し解くことです。

なぜなら、ITパスポートの試験は過去に出題された問題と似た問題が多く出題される傾向にあり、過去問を繰り返し解くことで合格しやすいからです。

過去問を繰り返し解いて回答を覚えるくらいやりましょう。

オンライン資格講座の利用

ITパスポートのおすすめ勉強方法3つ目は、オンライン資格講座の利用です。

オンライン資格講座を利用すれば、動画講義、テキスト、問題集を全てスマートフォンひとつで受講できるため、忙しい方でもスキマ時間で効率的に学習できます。

特におすすめなのが、「スタディング 」です。短期間で合格した人の勉強法を、誰でも再現できるように作られており、画期的な勉強法・学習ツールを提供してくれます。

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ITパスポートの次におすすめのIT資格

ITパスポートの次におすすめのIT資格をまとめました。

エンジニアの領域おすすめの資格
IT未経験者向けITパスポート
ネットワークエンジニア向けシスコ技術者認定試験(CCNA)
サーバーエンジニア向けLinux技術者認定試験(LPIC)
AWS認定試験(クラウドプラクティショナー)
セキュリティエンジニア向け情報セキュリティマネジメント試験
※スマホの場合は横にスクロールできます

>> 資格を詳しく知りたい方はコチラ

まとめ:ITパスポート「意味ない」「いらない」は誤解!

この記事では、ITパスポートが「意味ない」「いらない」と言われる理由について解説しました。

最後にこの記事の内容をまとめます。

  • ITパスポートが「意味ない」「いらない」と言われる理由は「基本的な知識」「難易度が低い」「実務で使わない」「取得している人が多い」「スキルアップに直結しない」
  • ITパスポートを取得するメリットは「国家資格」「上位資格への挑戦」「就職・転職時に有利」「年収アップ」「評価アップ」

ITパスポートは、ITの知識を網羅的に学べる資格となります。

未経験からIT業界への転職を考えている方はもちろんのこと、他業種でもITパスポートの需要は高いです。

ITパスポートを取得して基本的なITスキルを身につけましょう。

ITパスポートを効率的に取得するためには、スタディング のITパスポート合格コースがおすすめです。

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最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

ITパスポート「意味ない」「いらない」について3つのQ&A

  • ITパスポートの試験日はいつですか?
  • ITパスポートがゴミ資格と言われる理由はなぜですか?
  • ITパスポートは履歴書に書かない方がいいですか?

ITパスポートの試験日はいつですか?

全国の試験会場で、CBT(Computer Based Testing)方式により常に実施しています。

試験会場ごとの3ヶ月先までの試験開催状況(試験日時、空席等)はこちらから確認できます。

ITパスポートがゴミ資格と言われる理由はなぜですか?

ITパスポートが「ゴミ資格」と言われる理由は、試験内容が基本的なIT知識に限られ、実務で直接役立つ専門技術や高度なスキルをカバーしていないためです。

ただ、ITパスポートはITの基礎を広く理解するための入門資格としては適切で、目的と範囲を正しく理解すれば、学習の出発点として有用です。

ITパスポートは履歴書に書かない方がいいですか?

ITパスポートは履歴書に記載して問題ないです。

ITパスポートの取得を履歴書に記載すると、ITに関する基本的な理解があることを示すことができます。

IT業界未経験者や新卒の方が学習意欲や基本的なITリテラシーをアピールする際に有効です。