「AWS Cloud Practitionerは難しいの?」
「AWS Cloud Practitionerに合格する勉強方法は?」
「AWS Cloud Practitionerがどんな試験か知りたい!」
このような悩みを解決します。
今までAWSを勉強したこともさわったこともない状態で、受験料が高額なAWS Cloud Practitionerに1発合格できるか不安ですよね。
安心してください。私が実際に取得した経験を元にAWS Cloud Practitionerの難易度や合格できる勉強方法について解説します。
この記事を読めば、AWS Cloud Practitionerに合格できるはずです。
AWS Cloud Practitionerの難易度
AWS認定資格は全部で12種類存在しますが、AWS Cloud Practitionerは一番難易度が低い基礎レベルの資格となります。
基礎レベル:未経験者におすすめ
- AWS Certified Cloud Practitioner
アソシエイトレベル:経験者におすすめ
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified SysOps Administrator – Associate
- AWS Certified Developer – Associate
プロフェッショナルレベル:上級者におすすめ
- AWS Certified Solutions Architect – Professional
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional
専門知識レベル:AWSを極めたい方におすすめ
- AWS Certified Advanced Networking – Specialty
- AWS Certified Data Analytics – Specialty
- AWS Certified Database – Specialty
- AWS Certified Machine Learning – Specialty
- AWS Certified Security – Specialty
- AWS Certified: SAP on AWS – Specialty
AWS Cloud Practitionerの受験対象者
AWSの公式サイトでは「6 か月間 AWS クラウドに積極的に従事した (もしくはそれと同等の) 経験」との記載がありますが、実際は未経験でも受験して合格することは可能です。
6 か月間 AWS クラウドに積極的に従事した (もしくはそれと同等の) 経験があり、AWS クラウドの設計、実装、運用に関わったことがある人が受験対象者となります。受験者は、適切に設計された AWS ク ラウドソリューションがどのようなものか理解していることを実証する必要があります。
引用元:AWSクラウドプラクティショナー試験概要
私もAWSの実務経験は0でしたが1発合格できました!
AWS未経験の人でもAWSクラウドプラクティショナーに合格することは可能です。
AWS Cloud Practitionerの出題範囲
AWS Cloud Practitionerの出題範囲は、以下4つの分野に分けられます。
分野 | 出題比率 |
クラウドのコンセプト | 26% |
セキュリティとコンプライアンス | 25% |
テクノロジー | 33% |
請求と料金設定 | 16% |
合計 | 100% |
AWSに関する総合的な基本知識や機能についてが問われます。
- AWS クラウドの価値を説明する
- AWS 責任共有モデルを理解し、説明する
- セキュリティのベストプラクティスを理解する
- AWS クラウドのコスト、経済性、請求方法を理解する
- コンピューティング、ネットワーク、データベース、ストレージなど、AWS の中核サービスを説明し、位置付ける
- 一般的ユースケース向けの AWS のサービスを特定する
未経験の方でもしっかり対策を行えば受かることは可能です!
AWS Cloud Practitionerの勉強方法
AWSクラウドプラクティショナーのおすすめな勉強方法は以下の3つです。
- 書籍でAWSの概要理解
- Udemyで模擬試験
- 実際にAWSで設定しながら学ぶ
しっかり対策すれば、合格できるはずです。
書籍でAWSの概要理解
書籍でAWSの概要を理解しましょう。
おすすめの書籍は以下となります。
図解で説明してくれるので未経験者にも理解しやすい書籍となっております。
書籍でAWSの概要を理解することができます。
Udemyで模擬試験
Udemyで模擬試験を受けましょう。
私が実際に使用したコースは以下となります。
この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
普段は2,400円ですがセール時であれば1,900円で購入も可能となります。
以下計6個の模擬試験が含まれていて、1つの模擬試験の問題数は本番と同様65問となります。
- 模擬試験(基本レベル①〜②)
- 模擬試験(本番レベル①〜④)
各問題の解説もあるため、間違った問題は解説を読んで確実に理解してください。
私の体感、実際の試験はUdemyの模擬試験よりは簡単でした。
Udemyの模擬試験で正答率が80%以上取得できれば合格できるはずです。
実際にAWSで設定しながら学ぶ
更に理解を深めたい方は、実際にAWSのコンソールにて色々な設定をしながら学びましょう。
どんな設定をすればよいかわからない方には以下の2つがおすすめです。
- Udemy | プロの現場から学ぶ、AWSで高可用なWEBアプリケーション構築
- AWS公式 | AWS Cloud Quest
Udemyの方は、動画形式でAWSのアカウント作成〜WEBアプリケーションを構築するところを見せてくれます。動画を止めながら同じような設定を行うことで理解が深まります。
AWS Cloud Questは、ゲーム形式で課題が出されて、課題を解決するために、実際にAWSの設定も行えるので、実践形式で理解が深まります。
AWS Cloud Practitionerを取得するメリット
AWSクラウドプラクティショナーを取得するメリットは以下の3つです。
- AWSの基礎知識が身につく
- 上位のAWS認定資格へ挑戦しやすくなる
- インフラエンジニアへの転職に有利になる
詳しく見ていきましょう。
AWSの基礎知識が身につく
AWSクラウドプラクティショナーを取得することにより、AWSの基礎知識が身につきます。
クラウドプラクティショナーはAWSを適切に利用するための知識を問うもっとも基礎になる資格だからです。
具体的にAWSの以下に関する基礎的な知識を理解することができるようになります。
- クラウドのコンセプト
- セキュリティとコンプライアンス
- テクノロジー
- 請求と料金設定
AWSクラウドプラクティショナーを取得することにより、AWSの基礎的な知識が取得可能です。
上位のAWS認定資格へ挑戦しやすくなる
AWS認定資格は現状、12種類存在しており、AWSクラウドプラクティショナーを取得することにより、上位の資格へ挑戦しやすくなります。
上位の資格は、AWSの応用的な知識が必要になるため、AWSクラウドプラクティショナーにて基礎的な知識を学ぶことによって理解がしやすいです。
例えば、上位のAWS Certified Solutions Architect – Associateでは、以下のような知識が問われます。
- セキュアなアーキテクチャの設計
- 弾力性に優れたアーキテクチャの設計
- 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計
- コストを最適化したアーキテクチャの設計
上位資格に挑戦するために、まずはAWSクラウドプラクティショナーで基礎知識を身につけましょう。
インフラエンジニアへの転職に有利になる
AWSクラウドプラクティショナーを取得することにより、インフラエンジニアへ転職する際に有利になる場合があります。
クラウド移行を検討している企業は増えており、AWSのスキルがあるインフラエンジニアの需要は今後、ますます高まっていくと考えられます。
総務省の調査結果によると、企業におけるクラウドサービスの利用は急速に拡大していることがわかります。
AWSクラウドプラクティショナーを取得してインフラエンジニアに転職しましょう。
>> インフラエンジニアへの転職におすすめの転職エージェント
AWS Cloud Practitionerの試験時間
試験時間は90分となります。
90分で65問を解くことができるよう時間配分を考える必要があります。
本番試験時は不安な問題にはチェックをして最後に見返すことも可能なので
不安な問題は一旦飛ばしてわかる問題から解いていくことをおすすめします。
65問中15問は採点対象外の問題が含まれております。
よって採点対象は残りの50問となりますが、各設問ごとの配点は公開されていません。
試験は選択式なので分からない問題があっても確実に解答はしましょう。
AWS Cloud Practitionerの受験料
AWSクラウドプラクティショナーの受験料は11,000円(税別)です。
決して安い金額ではないので確実に合格できるよう準備して挑みたいですね。
支払い方法はクレジットカードのみとなります。
AWS Cloud Practitionerの受験申し込み方法
AWS公式サイトから申し込みが可能です。
アカウントを持っていない人は作成してください。
- 試験の選択
- 試験場所を選択
- 試験言語の選択
- 試験ポリシーの確認
- テストセンターの選択
- 受験日時の選択
- 予約内容の確認
- 支払い情報の入力
①試験の選択
試験を選択する画面で12種類全ての試験が表示されるので間違わないように「AWS Certified Cloud Practitioner」の「ピアソンVUEによるスケジュール」をクリックしてください。
②試験場所を選択
試験をテストセンターもしくは自宅で受けるかを選択する画面が表示されます。希望する方を選んでください。
試験場所を選択後に当日の注意事項が表示されるため、確認してください。
自宅で受験する際は、カメラがオンにできるパソコンの準備や受験スペースにも注意事項があるため、私は毎回テストセンターで受験しております。
③試験言語の選択
本番試験時の言語を選択できる画面が表示されます。日本語を選択しましょう。
AWS認定資格は元々、英語の試験なので日本語に違和感がある時があります。その際は英語に切り替えることも可能なので交互に確認してみることをおすすめします。
④試験ポリシーの確認
試験ポリシーが表示されるため、内容を確認して問題なければ「同意します」をクリックしてください。
⑤テストセンターの選択
②で受験場所にテストセンターを選択した場合は、受験するテストセンターを選択する必要があります。
自身が住んでいる住所を入力したら近くのテストセンターを提案してくれますので希望する場所を選択してください。
⑥受験日時の選択
受験希望の日付をカレンダーから選択します。
日付を選択後に時間を選択できます。希望の時間があれば「予約する」をクリックしてください。
⑦予約内容の確認
①〜⑥までに選択した内容が表示されるので問題なければ「次へ」をクリックしてください。
⑧支払い情報の入力
支払い画面が表示されます。クレジットカードの情報を入力して「次へ」をクリックしてください。
受験当日について
試験当日の流れとしては以下の通りとなります。
- 試験時間に間に合うようにテストセンターに向かう
- 受付で身分証明書を提示
- 試験時の注意事項を熟読
- 手荷物をロッカーに預ける
- 試験会場に入室
- パソコンで試験開始
- 試験が終わり次第退出
- 受付に試験が完了した旨、報告
試験会場内には受付から渡されるメモ用のボードとペンのみ持ち込みが可能となります。試験時にメモが必要な際は使ってください。
試験時間は90分ありますが、終わったタイミングで退出が可能となります。
まとめ:AWS Cloud Practitionerは比較的簡単!
この記事ではAWSクラウドプラクティショナーについて解説しました。
AWSクラウドプラクティショナーはAWS認定資格の中では最も難易度が低い基礎レベルの資格だとわかったのではないでしょうか。
最後にこの記事の内容をまとめます。
- AWSクラウドプラクティショナーは基礎レベルの資格試験
- AWSクラウドプラクティショナーの勉強は書籍とUdemyの模擬試験がおすすめ
- 取得することにより上位資格へ挑戦の道も開ける
少しずつでも勉強を進めていけば合格の道が開けるはずです。
おすすめの学習方法に記載した内容で準備して、AWSクラウドプラクティショナーの合格を目指してみてください。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。